総務省が27日に公表した9月の人口移動報告によると、東京都から転出した人は転入した人を3638人上回り、3カ月連続で転出超過となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅勤務・テレワークの急拡大で、東京郊外に居所を構える人が増えたことも背景にあるとみられる。
同省によると、都に転入した人は2万7006人(前年同月比3584人減)、転出した人は3万644人(同3416人増)。都内から神奈川、埼玉、千葉の近隣3県へ転出する人が前年より増えた。東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県)では転入が転出より87人多かったが、日本人に限れば56人の転出超過だった。
都の人口は、外国人を含むいま…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル